今シーズンの冬山

小杉山です。昨年12月29/30日は八ヶ岳南沢の小滝で今シーズン初のアイスを試し、翌日は北稜を単独で登ってきました。


今年1月9/10日は行者小屋をベースに阿弥陀岳北西稜を単独で登りました。アプローチを下見していたにも関わらず、間違えたトレースを追ってしまい、支尾根をまたいでのラッセルになってしまいましたが、登攀の方は良好な気象条件の中、快適に登ることが出来ました。ロープは2~3回出すつもりでしたが、若干ラインを読み違え後半の4ピッチをロープでピッチを切りながら登り、抜け口の核心部はA0です。今回の山行で少しは自信がつきましたが、また自分の力量をも知ることになった次第です。

 

正月3・4・5のアイス

志村です。
昨年に続き尾勝谷塩沢に行きました。
パートナーは昨秋入会した野田です。
力量は昨暮鉱泉の「アイスキャンデー」で推測できたので、私はフォローに徹しました。
3日 曇り 7時 ゲートで合流。
側壁ルンゼが攀れそうなので入谷。
F2は良かったが、F3は結氷状態が悪く危険なためあきらめ、出会いに戻る。
占めて2時間ほどそのまま昨年と同じ場所にB.C.を設営しそうそうに就寝。
4日 小雪からの雪 右俣ルート 5時起床 6時半出発。
野田のリードは安心でき、昨年私が左に逃げたF10の上部を条件の悪い中
奮闘し直登した様は圧巻でした。
取り付き7時40分、終了13時40分、正味6時間のクライミングでした。
5日 晴れ 左俣ルート 4時半起床、6時出発。
ヘッドライトをあてにしたのが間違いと、新雪で1時間以上のロスタイム。
取り付き9時、終了13時、4時間のクライミングでした。
昨年攀らなかったF3だけリードさせてもらう。
16時帰幕、19時半駐車場、ヘッドライトでトレースのない河原の下山は
老体の私にとって大変疲れました。
総括として、野田には私のような”じじい”より若い力のあるパートナーの出現を
望みたい。

城ヶ崎

山野井です。
城ヶ崎の少し北にある川奈崎灯台の下にあるタコダンサー 5.12c/dを12月30日にレッドポイントしました。
初登者と同じピンクポイント(カムを残す状態)では10日ほど前に成功していました。
このエリアはタコダンサーを含め2本しかないのでクライマーはほとんど訪れていないと思われます。

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