日時 4月2日(月)前夜入り
場所 旭日岳東稜
メンバー 塚田 野田
前日に他のパーティがラッセルをしてくれたおかげで、だいぶ時間を短縮することができました。
3:30出合小屋発 ― 6:30五段の宮取り付き ― 9:30旭日岳 ― 11:30出合小屋
日時 2月5日(日)
場所 裏妙義 入山川裏谷急沢
メンバー 塚田 鎌田
夜中に車を走らせ、明るくなるのを見計らい朝7時に取り付きました。昨年よりも雪が多く、滑床氷はすっかり埋まっていました。しかし各要所の滝はしっかり凍っており、核心の20m大滝も立派に凍っていました。大滝上まで順調に進み、天気も良いし山頂に抜けることにしました。これが大変でした。急なルンゼに土壁、大滝以上に緊張しました。やっとの思いで山頂につきました。そこに待っていたのは360度の大展望でした。わずかな時間上州の山並みを堪能し、下山を急ぎました。(〇田が、ヘッドランプを忘れていたから。)その下山ルートがナイフリッジ状の大岩尾根なのですが、これがまた緊張の連続。場所によっては幅1mも無く、両側が切れ落ちています。へとへとになりながら下山し、15分もたたずに日が落ちました。あのナイフリッジで日が暮れたら、相当怖かったと思います。
裏谷急沢出合:7時 ― 大滝上:11時 ― 谷急山山頂:15時 ― 裏谷急沢出合:17時15分
志村です。
「千波の滝」を攀った翌々日にもかかわらず同行してくれた小杉山と
八ヶ岳「南沢大滝」に行く。
定番のおばちゃんの小屋で”そば”の朝食をとり駐車場係りのガイドの
水野氏よりアイス用ザイルの件や南ア荒川出合いの結氷状況を得る。
9時前に誰も居ない大滝に取り付く。
まずは左側ルート、そして中央ルート3本目に右側ルートに取り付くも、
落ち口の氷の状態が悪い上私の技量と持久力不足からか、右手の
「エルボ」と両足のアイゼンがはずれてしまい、左手「クウォーク」のみで
ぶらさがるがなんとか持ちこたえ攀リきる。
15時30分終了、そして下山。
途中2人ずれ2パーティーが1本ずつ取り付いて下山していった。
未確認の情報では大滝上の沢の流れをガイドが調整してくれたおかげか
今年の大滝は垂直部が例年より長く、傾斜も強く思われ、1グレード位
アップしたのではないかと感じられる。
それに加え寒さも半端ではなく、帰途に寄ったスーパー銭湯「丘の湯」では
凍傷の指先では洗えず、手の平で洗髪せざるをえなかったのにはまいった。
しかしながら、冬山は厳しい中にもすばらしく楽しい山行でした。
次回は南ア荒川出合いか、大谷不動か・・・夢が膨らむばかりです。
山野井です。
妻の実家(滋賀県)に行ったおり御在所の1ルンゼでもと思っていましたが、
氷の状態が悪いとの情報で、桐生辻という花崗岩の岩場に計画を変更し半日だけ登ってきました。
前日、この寒いのに雨が沢山降っていたので心配してましたが、やはり岩はかなり濡れていました。
しかし成果はあり、道が解らず藪をこいて取り付いた 「ユークリッド(5.11b)」を軽く?オンサイト。
次は「雄鹿が鳴くと雨ずらよ(5.12a)」に行きました。水滴がたれていましたが得意系のクラックだったためかこれまたオンサイト。グレードは甘目かもしれませんが、それでも指切って以来ではオンサイトグレードの更新となりました。
関東のクライマーには有名な場所ではありませんが、のんびり岩ハイクが楽しめる場所です。
1月5日から7日にかけて山野井さんと中央アルプスの滑川奥三ノ沢に行ってきました。
5日 千畳敷9:30==四ノ沢最低コル11:30==奥三ノ沢出合16:00
この日は奥三ノ沢核心のF1・F2を越えてテント泊の予定が、フカフカの雪とボコボコ踏み抜ける沢とに手を焼き、まったくペース上がらず、日も暮れかかる頃にようやく目指す奥三ノ沢取りつき着。
印象としては奥三ノ沢に“アイスクライミング”しに行ったというよりは、三ノ沢岳付近をぐるっとロングランしてきたといった感じでしょうか。技術よりも要体力なコースです。
時期的には2月以降のほうがスピーディに楽しめそうです(正月に同じコースで入ろうとしたパーティは雪質の悪さに早々に諦めたとのこと)。
(宇都宮 記)
今日は久しぶりに、自分にとっては成果が感じられたので報告したいと思います。
先週に続き、檜原村にある日当たりの良い小さな岩場へ行ってきました。
先週は石井さんと行き、一年ぶりに訪れる岩場でしたが、10d、11aを再登することができ、石井さんは別格の登りで、12b、12bcを完登していました。
今日は友人のSさんと行き、11bを3回の挑戦でレッドポイントできました。ルート名は分りませんが、開拓者の方が書いたと思われる手書きのトポにはしっかりと5.11bと書かれているのでうれしかったです。
昨年は目標にしていたルートを登ることはできませんでしたが、今年もあきらめずに、もういちどガンバっていきたいと思います。
また、今月中に三ツ峠にアイスクライミングに行くかもしれないので楽しみです。
(原田)
志村です。
昨年に続き尾勝谷塩沢に行きました。
パートナーは昨秋入会した野田です。
力量は昨暮鉱泉の「アイスキャンデー」で推測できたので、私はフォローに徹しました。
3日 曇り 7時 ゲートで合流。
側壁ルンゼが攀れそうなので入谷。
F2は良かったが、F3は結氷状態が悪く危険なためあきらめ、出会いに戻る。
占めて2時間ほどそのまま昨年と同じ場所にB.C.を設営しそうそうに就寝。
4日 小雪からの雪 右俣ルート 5時起床 6時半出発。
野田のリードは安心でき、昨年私が左に逃げたF10の上部を条件の悪い中
奮闘し直登した様は圧巻でした。
取り付き7時40分、終了13時40分、正味6時間のクライミングでした。
5日 晴れ 左俣ルート 4時半起床、6時出発。
ヘッドライトをあてにしたのが間違いと、新雪で1時間以上のロスタイム。
取り付き9時、終了13時、4時間のクライミングでした。
昨年攀らなかったF3だけリードさせてもらう。
16時帰幕、19時半駐車場、ヘッドライトでトレースのない河原の下山は
老体の私にとって大変疲れました。
総括として、野田には私のような”じじい”より若い力のあるパートナーの出現を
望みたい。