城ヶ崎 オーシャントラバース

前回の瑞牆に引き続き、城ヶ崎のオーシャンロックで面白いトラバースをしたので報告します。左端のボクサーのスタート地点から始まり、原人テラス、ボトル岩、ピカソ岩を経由して矢羽根ルートで上部に上がります。遊歩道を回りザックの場所に戻るまで2時間でした。岩の全長は70mくらいでしょうか。グレードは5.9? ルート名を付けるとしたらオーシャントラバースですね。難しいラインではありませんが、ナチュラルプロテクションでの確保支点構築やロープの流れについて学ぶのに手軽なうえに、海を足元にしながらトラバースは爽快です。なお当たり前のことですが、懸垂下降での敗退は出来ません。
この日、午前中に取り付いたのですが、オーシャンロックは日陰で涼しく、快適でした。
もちろん午後は海水浴を楽しみました。(記 山野井)

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剱岳(剱尾根・チンネ中央チムニー~aバンド~bクラック)

★日時 2014/7/21~23
★場所 北アルプス 剱岳
★メンバー 山野井(夫婦)・山崎・古畑(記) 敬称略

7/21 05:30 馬場島出発  07:00雷岩着
10:00池ノ谷二俣着 14:00剱尾根コルE着(一段下にテント設営)
7/22 05:00 出発 15:10長次郎ノ頭到着 15:40 長次郎ノ頭出発
17:30 三ノ窓到着(テント設営)
7/23 04:20 三ノ窓出発 05:00 山野井ペアより中央チムニー取付き
07:20 中央チムニー~aバンド~bクラック 山崎、古畑ペア終了
08:30 三ノ窓到着 09:00 三ノ窓より池ノ谷左俣下降開始
14:10 馬場島到着
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今回、山野井夫妻と山崎、古畑の2組ずつ計4名で北アルプス剱岳(剱尾根・チンネ中央チムニー~aバンド~bクラック)へ2泊3日の工程で行ってきました。剱尾根への道中では子熊に遭遇するアクシデントもあり冷たい渡渉、小窓尾根への急な登りを経て池ノ谷へ降り立ち雪渓を詰める。この途中で古畑の足がつり全体の速度が低下、非常に迷惑をかける。なんとか剱尾根R10からコルEへ行き、時間はあったが足がつり続けた古畑希望でコルEで設営。
狭いが夜には富山湾の夜景が見える素晴らしいテンバだった。
翌日は日本の山らしくハイ松続きの長い尾根、コルCでの岩場、門でのクライミングを先行する山野井ペアの素晴らし登りを手本に登っていくと長次郎ノ頭へ。
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残念だったのはガスで視界が悪かったこと。
三ノ窓までのルートが少し悪場がありながらもテンバ自体は眺めのよい最高のご褒美。翌朝はチンネ中央チムニー~aバンド~bクラックを登って帰ることに、この日は山野井ペアの後続で山崎ペア、なにより山崎の安定したリードクライミングで最後の登攀を楽しむ。剱尾根と比較すると岩も固く、天気も良かったことから眺めも良く気持ちよいクライミングを楽しめた。帰り道は池ノ谷左俣下降で14:10に馬場島到着で全ての工程を終了、馬場島で風呂に入り3日間の疲れを癒して帰京した。
3日間充実した山を満喫することができた。
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記・古畑

瑞牆 トラベラー

山野井です。

瑞牆の植樹祭エリアで、3本のルートを部分的に繋げるユニークなラインを登ったので、報告します。

以前、しじま谷に登りに行った際、トライしましたが、その後の梅雨で状態が悪く、チャンスはなかなか掴めませんでした。
ルートは「トラベルチャンス」を3m直上し、プロテクションが取りにくいハング下を4mトラバース、「落葉」のフィンガークラックを4m進み、それから8mはハンドジャムトラバース、湿っぽいコーナー、足ぶらトラバースで
「Hクラック」上部に繋げます。

ルート名 トラベラー・・としておきます。

全長25mのうち、オリジナルは半分ほどですが、色々な動きが出てきて面白いです。
部分的に濡れていたので、グレードは定かではありませんが、5.11+ くらいでしょう。
試登の段階から、グランドアップだったので満足です。
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