大島クライミング

4月19,20,21日で大島のトウシキ園地周辺のクライミングに行ってきました。

1日目 午後からクライミング。スプーン(5.8) つちのこ(5.7)でアップ後、アスピリン(5.12a)のオンサイトを狙うものの濡れに躊躇している間に落ちてしまう。しかし2度目のトライで成功。

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日目 震災復興(5.10c/d)を登った後、妻が5.7の新ルート

3日目 トウシキ遊泳場から南へ1つ目の磯で(今まで登られていないと思いますが)3本の新ルート

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短期間なうえ車も無かったので行きませんでしたが、次は東海岸のトウフジマもと考えてます。

山野井

鹿島槍ヶ岳東尾根

友人のSさんと鹿島槍ヶ岳東尾根に行ってきました。
初日は一ノ沢の頭付近で泊まる予定が、ペースよく歩けてしまい、核心の第二岩峰を越えたところで14:30。そのまま抜けてがんばって下山してしまおうかとも考えたものの、翌日の晴天に期待して稜線上で泊まることとする。
翌日は期待どおりの無風快晴。北アルプスの大展望を眺めながらのんびりと下山。
春山を満喫してきました。
4月20日 大谷原(5:00)==一ノ沢(8:50)==第二岩峰の上の雪稜上(14:30)
4月21日 幕場5:30==北峰(6:00)==西沢経由==大谷原(10:30)
(宇都宮)

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旭日岳東稜

日時 4月2日(月)前夜入り

場所 旭日岳東稜

メンバー 塚田 野田

前日に他のパーティがラッセルをしてくれたおかげで、だいぶ時間を短縮することができました。

3:30出合小屋発 ― 6:30五段の宮取り付き ― 9:30旭日岳 ― 11:30出合小屋

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南紀クライミング

山野井です。
南紀に妻とクライミングに行きました。以前から興味があった楯ヶ崎にも行きマルチピッチを楽しみました。
5.9、5.10、5.11と少しづつグレードが上がる海金剛の3ピッチのルートです。
(ロープ1本だったので下降が少し面倒になりましたが)
アプローチも駐車場から30分ほど、登りながらの眺めも最高で、旅としても岩としても色々可能性のある土地だと感じた次第です。

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裏妙義でアイスクライミング

日時 2月5日(日)

場所 裏妙義 入山川裏谷急沢

メンバー 塚田 鎌田

夜中に車を走らせ、明るくなるのを見計らい朝7時に取り付きました。昨年よりも雪が多く、滑床氷はすっかり埋まっていました。しかし各要所の滝はしっかり凍っており、核心の20m大滝も立派に凍っていました。大滝上まで順調に進み、天気も良いし山頂に抜けることにしました。これが大変でした。急なルンゼに土壁、大滝以上に緊張しました。やっとの思いで山頂につきました。そこに待っていたのは360度の大展望でした。わずかな時間上州の山並みを堪能し、下山を急ぎました。(〇田が、ヘッドランプを忘れていたから。)その下山ルートがナイフリッジ状の大岩尾根なのですが、これがまた緊張の連続。場所によっては幅1mも無く、両側が切れ落ちています。へとへとになりながら下山し、15分もたたずに日が落ちました。あのナイフリッジで日が暮れたら、相当怖かったと思います。

裏谷急沢出合:7時 ― 大滝上:11時 ― 谷急山山頂:15時 ―  裏谷急沢出合:17時15分

南沢大滝

志村です。
「千波の滝」を攀った翌々日にもかかわらず同行してくれた小杉山と
八ヶ岳「南沢大滝」に行く。
定番のおばちゃんの小屋で”そば”の朝食をとり駐車場係りのガイドの
水野氏よりアイス用ザイルの件や南ア荒川出合いの結氷状況を得る。
9時前に誰も居ない大滝に取り付く。
まずは左側ルート、そして中央ルート3本目に右側ルートに取り付くも、
落ち口の氷の状態が悪い上私の技量と持久力不足からか、右手の
「エルボ」と両足のアイゼンがはずれてしまい、左手「クウォーク」のみで
ぶらさがるがなんとか持ちこたえ攀リきる。
15時30分終了、そして下山。
途中2人ずれ2パーティーが1本ずつ取り付いて下山していった。
未確認の情報では大滝上の沢の流れをガイドが調整してくれたおかげか
今年の大滝は垂直部が例年より長く、傾斜も強く思われ、1グレード位
アップしたのではないかと感じられる。
それに加え寒さも半端ではなく、帰途に寄ったスーパー銭湯「丘の湯」では
凍傷の指先では洗えず、手の平で洗髪せざるをえなかったのにはまいった。
しかしながら、冬山は厳しい中にもすばらしく楽しい山行でした。
次回は南ア荒川出合いか、大谷不動か・・・夢が膨らむばかりです。

山行報告

山野井です。
妻の実家(滋賀県)に行ったおり御在所の1ルンゼでもと思っていましたが、
氷の状態が悪いとの情報で、桐生辻という花崗岩の岩場に計画を変更し半日だけ登ってきました。
前日、この寒いのに雨が沢山降っていたので心配してましたが、やはり岩はかなり濡れていました。
しかし成果はあり、道が解らず藪をこいて取り付いた 「ユークリッド(5.11b)」を軽く?オンサイト。
次は「雄鹿が鳴くと雨ずらよ(5.12a)」に行きました。水滴がたれていましたが得意系のクラックだったためかこれまたオンサイト。グレードは甘目かもしれませんが、それでも指切って以来ではオンサイトグレードの更新となりました。
関東のクライマーには有名な場所ではありませんが、のんびり岩ハイクが楽しめる場所です。

 

中央アルプス 奥三ノ沢

1月5日から7日にかけて山野井さんと中央アルプスの滑川奥三ノ沢に行ってきました。

5日 千畳敷9:30==四ノ沢最低コル11:30==奥三ノ沢出合16:00
この日は奥三ノ沢核心のF1・F2を越えてテント泊の予定が、フカフカの雪とボコボコ踏み抜ける沢とに手を焼き、まったくペース上がらず、日も暮れかかる頃にようやく目指す奥三ノ沢取りつき着。


6日 F1 6:30==F2 8:20==二俣(昼頃?) ==標高2550m付近16:30
朝一で堂々たるF1に取りつく。このあとしばらく立派な滝が連続する
。滝はまずまず凍っている。が、緩傾斜の沢筋ぽいところは、油断して歩いてると氷床ごと崩落するほど脆弱。あっち巻いたりこっち巻いたりでペース上がらず・・・。稜線には届かず今日も陽が暮れる。夜、テントの外に出ると満月で白と黒のコントラストがきれいだった。


7日 6:30スタート ==稜線9:00==極楽平11:40==千畳敷12:00
最終のロープウェーに乗れないと、かなりマズい・・・。山を楽しむ以前に脱出行の心境である。スピードの上がらない雪深い谷を離れ、左のハイマツ尾根から高度を稼ぎ、9:00に待望の稜線に出た。あとは重たい足を引きずってロープウェイ駅へ。長かった・・・。

印象としては奥三ノ沢に“アイスクライミング”しに行ったというよりは、三ノ沢岳付近をぐるっとロングランしてきたといった感じでしょうか。技術よりも要体力なコースです。
時期的には2月以降のほうがスピーディに楽しめそうです(正月に同じコースで入ろうとしたパーティは雪質の悪さに早々に諦めたとのこと)。
(宇都宮 記)

樅の木エリア

今日は久しぶりに、自分にとっては成果が感じられたので報告したいと思います。
先週に続き、檜原村にある日当たりの良い小さな岩場へ行ってきました。
先週は石井さんと行き、一年ぶりに訪れる岩場でしたが、10d、11aを再登することができ、石井さんは別格の登りで、12b、12bcを完登していました。
今日は友人のSさんと行き、11bを3回の挑戦でレッドポイントできました。ルート名は分りませんが、開拓者の方が書いたと思われる手書きのトポにはしっかりと5.11bと書かれているのでうれしかったです。

昨年は目標にしていたルートを登ることはできませんでしたが、今年もあきらめずに、もういちどガンバっていきたいと思います。
また、今月中に三ツ峠にアイスクライミングに行くかもしれないので楽しみです。

(原田)

今シーズンの冬山

小杉山です。昨年12月29/30日は八ヶ岳南沢の小滝で今シーズン初のアイスを試し、翌日は北稜を単独で登ってきました。


今年1月9/10日は行者小屋をベースに阿弥陀岳北西稜を単独で登りました。アプローチを下見していたにも関わらず、間違えたトレースを追ってしまい、支尾根をまたいでのラッセルになってしまいましたが、登攀の方は良好な気象条件の中、快適に登ることが出来ました。ロープは2~3回出すつもりでしたが、若干ラインを読み違え後半の4ピッチをロープでピッチを切りながら登り、抜け口の核心部はA0です。今回の山行で少しは自信がつきましたが、また自分の力量をも知ることになった次第です。