西沢渓谷東沢(乙女の滝)アイス

志村です。
2月24日(日):
6時15分道の駅「みとみ」から独り歩き始める。
「法螺貝の滝」近くで氷を踏み抜き膝下まで濡れる。
8時45分「乙女の滝」出合いに着く。
誰もおらず、9時30分ハーネスとスクリュー2本ぶら下げてノーザイルで
確実に攀りはじめる。
先日の南岸低気圧の名残りか、デブリがすごい。
しかし深雪より歩きやすい。
大滝はでかいが傾斜がない。墜落は許されず、攀りきり終了。
9回の潅木懸垂下降で無事着地。
2人組がF1に取り付いていたので会釈はしたが、会話はしないで13時ちょうど下山開始。
途中、対岸の2ピッチ・4級プラス程度の滝に食指は動いたが、
今の私の力量では非力すぎ。
写真だけ撮って15時30分に駐車場着。
地元の「笛吹きの湯」に入り、露天風呂で「ほうとう」のうまい店を紹介してもらい、
塩山の「七福」に行く。
具沢山で今まで食べた「ほうとう」の中では上位クラス。
満腹感にひたり、21時30分帰宅する。
40年ほど前の若い頃、アイスクライミングが苦手な私はシモンのVとショイナードの
フロスト2本で苦労して攀った事がよみがえり、現在とは雲泥の差あれど、
おごらず自重しなくてはならないと思う今日この頃です。
山行報告でした。
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南ア荒川のアイスクライミング

志村です。
南ア出合いのアイスに鎌田と河野で行く。
2月9日:22時に河野を下部温泉駅で拾い、道の駅「ふるさと工芸館」に向かう。
10日:6時に鎌田と合流し7時30分スタートのトンネルゲートが鬼門で
乗り越えるのに一苦労。
10時に出合いに到着。河野を残して2ルンゼの大滝に向かう。
途中まであったトレースも無くなり、雪が多く、12時30分、鎌田トップで開始。
つるべで攀り、5時終了。
薄暗くなり始めた中下降に入る。
最初の懸垂下降で不覚にも私がヘッデンを落とし失う。
3度の懸垂下降も一つのヘッデンでも何とか無事雪壁に着地。
その後もスターカットで19時30分天幕着。
河野も心配したらしく、ビバークするだろうと少しは覚悟したみたい。
熱いコーヒーを飲んで、鎌田は20時下山する。
私はバーボンを飲んだら眠くなり、夕食もとらずにシュラフへ。
11日:5時起床。
7時出発で3ルンゼのなめ滝に向かう。
9時開始12時終了し、3ピッチの懸垂下降で何とか着地。
14時天幕に到着。
あつい握手をして「2人で126歳のじじいもまだまだやるわい」と完登を喜ぶ。
14時45分下山開始。
ふらつく足で17時車に。奈良田の旅館に河野を残し、18時帰宅の途に。
途中「みたまの湯」に寄り、露天風呂からの甲府の夜景が絶景で、
筋肉痛もしばし忘れるほど。
23時帰宅、缶ビールでささやかな祝杯。
山行報告でした。

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