甲斐駒 黒戸尾根

竹内、水上で甲斐駒の黒戸尾根に24~25日(23日入り)で行ってきました。23日に笹平にテント泊し、24日に七丈小屋まで行き、25日に頂上を往復し、下山しました。
五合目あたりからハシゴ、クサリ場が連続し、特にハシゴは氷化しておりいやらしかったです。積雪は、思ったより多く七丈小屋より上は完全な冬山でした。黒戸尾根は、僕にとってつらかったですが、今回の山行で課題(精神面、技術面等)が見えてきたので次につながるようなトレーニングをしていきたいと思った次第です。また、竹内さんより色々指導していただいたので今後に生かしていきたいです。
ちなみに黒戸尾根から見えた黄蓮谷は雪が結構ついていて、アイスクライミングできそうな感じでした。
(水上 記)

八ヶ岳ひとりぽっちの今季初アイス

志村です。25日 道の駅4時起床。満天の星の下、美濃戸口駐車場を5時30分スタート。北沢経由にて鉱泉8時着。8時30分裏同心ルンゼに向かう。途中、案じていた足が攣りはじめるが、他パーティの御好意を受け先行し、10時10分大同心基部着。無風快晴の中、雲稜会ルートの1ピッチ目に取り付いているパーティーに釘付けになる。自分も40数年前、OB中村と3度目の挑戦にて大同心が攀ぼれた記憶が甦り、この登攀で八ヶ岳は卒業と誓い、穂高、一の倉と夢がふくらんだ青春の1ページでした。小一時間程景色に見とれ大同心稜を下る。またまた大腿部の前後、左右が攣り、騙しながら次のジョウゴ沢に向かう。F1,2,3、は未結氷。クライミングから偵察に変更し、「乙女の滝」に着く。乙女心は気まぐれなのか昨年より地味なドレスアツプで1ランクグレード下の様相でした。鉱泉2時30分着。3時出発で南沢にて下山。中山乗越30分。行者小屋経由で5時40分おばちゃんの小屋に着き暖かい肉ソバを馳走になる。6時40分車に戻り、「延命の湯」で筋肉をほぐし帰路につく。行楽・事故渋滞にはまり0時20分に帰宅できました。今回の山行は13時間・4万歩近い行軍でしたが体重3キロ・体脂肪3ポイント減のご褒美をいただきましたが、今日現在筋肉痛です。

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三宅島

山野井です。
妻と金坂由香里さんの3名で三宅島に行ってきました。登ったのは地元クライマーから紹介していただいた未開拓の富賀浜の岩場で、延べ5日間で5.7から5.11-の9本のルートを作りました。他のエリアは初級者には敷居が高いかもしれませんが、今回開拓した富賀の岩は易しいルートも多いので幅広くクライマーに楽しんでもらえる可能性があります。ルートの詳細は三宅島クライミングネットに近いうちに投稿する予定です。

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日和田山

久し振りに投稿する志村です。来季の虫が動き始めました。雨予報だったので前夜発にて入山、8時前から攀ぼり始め先ずはアイゼン・手袋で雌岩を6本、昼から雄岩を3本、念願だった上部の凹カクをぬけるルートをテンシヨンかけずに攀ぼれました。ひとり気合が入り汗が心地よく、道が拓かれた思いでした。勢いでクライミングシューズに履替え6本続けると、3時頃雨が降りはじめ徹収し車に戻りました。靴を履替える時、足が攣り本日の結果と課題となりアイスクライミングの楽しみが広がりました。

小川山

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ひとまず成果がでたので報告です。昨日10月31日年内の目標だった親指岩のクレイジージャム(5.10d)をRP。宇都宮さんと初冬を感じさせるキィィ~ンとした空気の中落ち葉を踏みながらのアプローチが楽しい。小川山レイバックでUPしトライ。前回スリップした核心はしっかりとハンドを決め足は丁寧にコーナーのエッジに置いてクリアー。快適なハンドジャムからオフィドゥスをすぎ最後のフィンガートラバースをして終了点へ。親指岩の頂上からの山々の景観が素晴らしかった。昔クラックでグランドをした体験があったので苦手意識がありました、今回で払拭され壁は乗り越えたようです。クライミングに復帰して本当に良かった…

(竹内記)