鳥帽子沢奥壁南稜~国境稜線

 6月7日,武田,瀧川,他1名で一ノ倉沢 烏帽子沢奥壁南稜~国境稜線~谷川頂上を繋げて歩いてきた.

 金曜夜に自宅を出発し,AM1:00頃インフォメーションセンターに到着.2時間ほど仮眠してから出発.人気ルートのため渋滞を避けるため早めの出発としたが,既に駐車場では他のクライマー達も準備を始めていた.急いで一ノ倉沢を目指す.
 テールリッジを目指し設計を歩いていると,100mほど先にツキノワグマが見え,一瞬熊敗退という言葉が頭をよぎるが,衝立前沢方面へと消えていった.ビビりつつもテールリッジへ向かう.
 なんとか南稜テラスへ一番乗りで到着し,前半は瀧川さんがリード.最後2ピッチを譲ってもらい武田がリードした.
 難なく終了点へ到着し,そこからは岩混じりの草付きでロープを使いつつ一ノ倉尾根へ.この日は南稜から国境稜線を目指す人が他に2パーティーも(!)おり,すぐに追いついてきた彼らはロープを使わず尾根を目指していたため,ここで我々を追い抜いて行った.(地元の山岳会とのことなので初めてではないのかも?)我々は初めてなので安全第一,ということで稜線へ出るまではロープを使った.
 一ノ倉尾根へ出てからは藪漕ぎをしつつ比較的明瞭な踏み跡を辿る.5ルンゼの頭は先行パーティーもロープを出しており,順番待ちをしつつロープをつける.そこまで難しくなさそうだったためアプローチシューズで登ったが,浮石と不安定な草付きが多く,緊張する.その後もコンテを交えつつ最後は背丈弱の藪を漕ぎとなった.国境稜線へ出ると緊張が解け,安全圏に出た安堵感で思わず倒れこんだ.
 下山はロープウェイの予定だったが,ここまで来たら自分の足で降りたいと感じたので,瀧川さんを説得し西黒尾根を下降.ツルツルの岩と鎖場で疲れたが,PM16:00頃には下山した.
 クライミング,藪漕ぎ,コンテ,稜線歩きとアルパインクライミングの楽しさを詰め込んだ1日となった.

【時間】
03:40 インフォメーションセンター
04:20 一ノ倉沢出合
05:40 南稜テラス
08:50 南稜終了点
10:00 一ノ倉尾根
10:50 5ルンゼの頭基部
12:20 国境稜線・一ノ倉岳
16:00 登山指導センター

記・武田